フィギュアスケートのGPファイナルで優勝した浅田真央選手が年齢制限のためオリンピックには出場できないとのこと。
世界一の選手が出場できないオリンピックって何なのだろう、と思うがルールである以上はしょうがないよな。国際スケート連盟(ISU)には“医学的な見地”から「五輪に出場するには、前年の7月1日までに15歳になっていなければならない」というルールらしいけどね。
確かに、華麗なジャンプなどは予想以上の負担が体にかかるだろうし、選手の健康を考えれば納得できるルールだけどね。でも、「医学的な見地」からだったら全ての大会について出場禁止すべきではないのだろうかね。オリンピックが駄目でGPはOKなのか?それは「医学的な見地」から合理的に説明できるのかな?
ISUがオリンピックと世界選手権だけに厳しい年齢制限を課しているのは、「医学的な見地」のみならず「金銭的な思惑」もあると噂されている。かつて15歳でオリンピックや世界選手権を制した有力若手選手たちが直ちにプロへ転向した例があり、若手有力選手の囲い込みのための思惑もあるとのこと。確かに、今回の浅田選手の例だとオリンピックを目指すためには4年間はアマチュアとして活躍しなければならず、その間の人気などを考えればGPシリーズのテレビ放映権などはUP間違いなしだもんね。
ISUの台所事情もあるだろうけど、浅田選手にとっても他の有力選手にとっても悲劇なのかもしれないよね。浅田選手にとっては、年齢制限のため実力世界一だけどオリンピックに出場できなかった悲劇のヒロインになり、4年後への期待がますます高まるしね。余計な精神的重圧とならねばいいけどね。他の有力選手はオリンピックで活躍しても「浅田抜き」という印象が付いてまわるだろうし・・・・・・。
それにしても日本選手のレベルって高くなったよな〜。