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大河ドラマ『真田丸』第一話 感想
 久々に第一回の放映が楽しみだった大河ドラマ。録画してた第一話をようやく見る事が出来た。

舞台は戦国、主人公は真田信繁(幸村)。随分前にNHKの時代劇として放映された「真田太平記」を懐かしむ者の一人としては、信繁(源次郎)や父の昌幸、兄の信幸(源三郎)がどのように描かれるのか興味深いものがあった。


 第一話のサブタイトルは「船出」。これは戦国の荒波に漕ぎ出した真田一族をのせた小さな舟をイメージし、後年信繁が大阪冬の陣で築いた真田丸という砦の名にかけているらしい。私個人としては、真田一族に海とか舟っていうイメージは皆無なのだが、一視聴者として乗船し最後まで乗っていたいものですね。

で、その出航時の状況としては、戦国最強を誇った名門武田が織田や徳川、北条などから一斉に侵攻を受ける天正十年二月から始まる。真田一族は信繁の祖父幸隆の時に領地を奪われ、武田信玄に属し戦功をあげ旧領を取り戻すという戦国の荒波にもまれてたわけだけど、ここから描くとなると長くなり過ぎだし、武田滅亡の遠因であり昌幸が真田の家督を継ぐきっかけとなった長篠の戦いから描くのもちょっと違うし、やはり、この武田滅亡から描くのがベストなんでしょうね。臣従していた武田氏が滅亡し、真田が直接的に織田や上杉や徳川や北条という大勢力と渡り合わざるえなくなったのだから。

そんな状況の中、我らが主人公信繁は一人の従者を連れて敵情視察。それも西の織田ではなく南から攻め上ってくるであろう徳川への偵察。信繁は不幸にも徳川の物見と遭遇してしまう。馬を盗んでひたすら逃げる信繁たち。それを追う徳川勢。後年、大坂夏の陣で徳川勢を追い込む信繁の姿がオーバーラップ。

一方、諏訪上原城では武田勝頼を中心に軍議が開かれていた。そこへ親族筆頭の穴山梅雪が登場。梅雪は武田の本拠地である新府城への撤退を進言。勝頼から意見を求められた昌幸も新府城への撤退を主張。新府城への撤退が決まった後、退出する武将たち。その中で反対意見だった小山田信茂は昌幸を睨みつけ退出。残った梅雪と昌幸は立ち話を始める。
「あれほどの結束を誇った武田の家中も今や見る影もなし」
「それだけ信玄公が偉大だったということでござる・・・」
「安房守、たとえ我らだけになったとしても御館様を御守りし、武田家のために力を尽くそうぞ!」

後に裏切る梅雪と小山田信茂を印象づけてますね。また昌幸演じる草刈正雄と梅雪演じる榎木孝明は「真田太平記」では従兄弟関係だったわけで心憎い演出です。

昌幸は長男の源三郎信幸に一足先に新府へ戻れと命じ、「西も大事じゃが南も心配じゃ」と付け加える。

新府城下の真田屋敷に無事戻った信繁。台所へ水を飲みに行く信繁の行く先々で家族の紹介。台所では姉の松とその夫の小山田茂誠が武田の行く末を案じている様子。その茂誠の口から、何故長男の信幸が源三郎で次男の信繁が源次郎なのかとの問い掛け。

この辺、確かに謎ですね。真田家は代々長男が早死にするから験を担いでつけたとか言われてますが・・・。
ちなみに父の昌幸は三男だけど源五郎。昌幸の長兄の信綱は源太郎。次兄の昌輝は徳次郎。弟の信伊は源次郎。うーむ、不思議。

信繁は屋敷に戻ってきた信幸に南の徳川の様子を報告。信幸は信繁の勝手な振る舞いに怒るが信繁の「南が気になった」という言葉に父昌幸を重ね合わせる。
この描写も後の昌幸、信幸、信繁の関係を暗示していて面白いですね。

新府に戻ってきた昌幸は心配する家族を前に断言する。
「安心せい、この真田安房守がいるかぎり武田が滅びることは決してない」
頷く家族たち。
「白山大権現」の掛け軸。
場面は一転し、信幸と信繁の二人を前に昌幸は言い放つ。
「武田は滅びるぞ」
「!?・・・えっ!!!???」

ギャグっぽい演出ですが、ここに昌幸の戦国武将としての凄みを表してますね。織田を中心とした武田包囲網、未完成の新府城、裏切りの続出等々全てを勘案して武田滅亡遠からずと結論し、真田の立ち振る舞いを考えていたに違いありません。褒め言葉として「表裏比興の者」と評された昌幸の片鱗を伺わせる描写でした。

また「白山大権現」の掛け軸が一瞬写るのですが、白山権現は真田家の信仰厚い神なんですね。真田の庄には白山大権現の里宮である山家神社が祭られていて、そもそも真田という苗字は実田であり、山家神社に奉納する作物を作る神田の意味なんですよね。その後、二度も徳川の大軍を撃退できたりしたことで、益々信仰が厚くなるということで、これも今後を暗示しているかのような演出でした。

結局、新府に引き上げていた武田勝頼は真田の岩櫃城か小山田信茂の岩殿城の二者択一を迫られるのですが、甲斐を離れることはできないということで親族衆の小山田の意見を受け入れてしまう。

勝頼を演じる平岳大、良い感じでしたね。名門武田氏を背負うプライドと次々と裏切りに合う悲哀を上手く演じていました。

という感じで、テンポも良く、次が楽しみな第一話でした。って、第二話は今日ですね。楽しみ〜♪
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