三朝四朝又朝朝

思ったことなどを徒然に・・・・・・
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大河ドラマ 平清盛 第6回 感想

(平清盛は、西海の海賊討伐のため西へ向かい、我が父、源義朝は、源氏の名を上げるべく東に向かった。そして、清盛ら平氏の一行は、いよいよ西海の海賊討伐の時を迎えた・・・by源頼朝)

接近する海賊船。

「落ち着け、米俵につられて奴らが現れた。こちらの思うとおりに事は運んでおるのだ」と周囲に言い聞かせる盛康。

平氏一行が潜む小船に縄をかけ引き寄せた海賊たちは、次々と小船に乗り移る。
海賊の一人が筵をめくる。
立ち上がる平氏一行。
「皆の者、動くでない!」

侍大将の伊藤忠清が声を上げる。
「よいか!我らは朝廷より命を受けた追討使じゃ。神妙に縄を受ければ、命だけはとらぬ。うぬらの長のもとへ案内せよ」
忠清は海賊の一人に刀を突きつけた。
「死にたくはねえ。けど、棟梁を売るつもりもねえ!」

戦闘開始。

「射かけよ!」
忠正の号令により、弓矢による援護射撃も始まる。
清盛の弓、矢を放った瞬間に弦が切れてるし、次の瞬間、ちゃんと弦が張られているし(笑)
きっと郎党の誰かが新しい弓と取り替えてくれたのでしょう。

海賊船からも矢の応酬。
巨大な海賊船と平氏の小船。その高低差から海賊たちが有利か・・・。

「かかれ!」
忠正の号令で、離れて矢を射ていた船も海賊船の元へ漕ぎ寄せる。
平氏の小船を繋ぎ止めていた縄を切り、逃走を始める海賊船。

背後から組み付いてきた海賊を自慢の宋剣で切る清盛。
「清盛様ーっ!」
守役の平盛康が清盛を押した。
海賊船から放たれた矢が盛康の胸に・・・。

「盛康!盛康!」

倒れた盛康の体を揺する清盛。

テーマ音楽

 という次第で始まった第6回。
ご都合主義的な展開で、突っ込み所満載でしたね。

海賊vs平氏

(1)
責任を感じた清盛は一人で海賊の長の正体を突き止めようと海へ乗り出す。
そこに高階通憲も同行(笑)
(通憲は宋へ渡りたかった。だから西海へ来て唐船を見たかったようです)
通憲の思いに共感した清盛は「宋へ参ろう!」と意気込む(笑)
(尚、この時代の中国は宋の時代ですが、日本では唐が滅亡後も大陸からのものは唐物と呼んでいたようですね。ですから唐船も「外国船」っていう意味なのでしょう)

二人は海賊に捕まる(笑)

海賊の長(兎丸)が登場し、己の夢を語る。
(海賊王となって、世をひっくり返すとの事)
兎丸に共感する清盛(笑)

しかし、その海賊の長は、かつて、忠盛に討たれた盗賊の朧月の息子の兎丸であったことが分かる。
切れる清盛(笑)
(清盛にその出自を告げたのが兎丸で、それ以来、悩んだからとの事)

(2)
兎丸は平氏一門に対して「忠盛一人でこい」と脅迫状を送る。
結束する平氏一門。
海賊船の帆柱につるされる清盛。
その目には、忍び寄る平氏の船団が映る。

戦闘開始。

叔父の忠正が清盛の窮地を助ける。
清盛が忠盛の窮地を助ける。
清盛と兎丸の一騎打ち。
今までの思いを叫びながら戦う清盛(笑)

兎丸を叩きのめした清盛は兎丸に配下になれと言う。
和解して手を握る二人(笑)

いやもう、少年マンガと言うか青春ドラマというか、その王道を行った感じと言うべきか・・・。

しかし、清盛、一体お前は何者なんだよ!
この短時間にどれだけ心変わりしてるのか・・・。

(1)のパート

元々、自分の身代わりとなって傷付いた守役の盛康に対する責任と巨大な唐船を操る海賊の長の正体に戸惑う平氏一門のために海へ乗り出したはず。でも、通憲によって、この国の現状や宋の人材登用などの話を聞いて、盛康の事などはすっかり頭から消えてしまいました。「宋に渡ろう!」おいおい!(笑)ですよね。

ここは、やはり自分のやるべき事を優先させるべきだったでしょう。
「ほう、面白い。通憲殿、もっと宋の国のことなど聞かせてはくれぬか?」
「そうか」
などと、笑えないオヤジギャグを交えながらも、清盛の中で宋への関心が生じた程度にしておけば良かったのでは?と思います。
いきなり「宋へ」などと言い出されると、お前、盛康の事はどうでもよくなったのかよ!と言いたくなりますよ。

で、海賊の潜水部隊に急襲され捕まった清盛と通憲は、海賊船の中で海賊の長の兎丸と出会い、追討使の内情などの尋問を受けるわけです。
「おい!賭けをしようぞ」
と清盛はサイコロを握り締め兎丸に勝負を持ちかける。
(これもよく分からない展開ですが(笑))
「・・・負けた方が勝った方の聞きたい事に答えるのじゃ!」

いや、あのね、清盛さん。あんた捕われの身でしょうに。交渉の余地なんて無いでしょう。
見ていた通憲さんも冷静にその事を指摘するのですが・・・。

「お前アホやろ。けど、俺も賭けは嫌いやない」と兎丸・・・えっ!えーっ???

何、この展開(笑)
で、サイコロ勝負。
兎丸、人が良すぎだよ(笑)

兎丸は4、清盛は3、兎丸の勝ち、と思いきや、船が揺れ、サイコロは1と6に転がる。清盛の勝ち(笑)
オープニングテーマの最後にサイコロの目が1と6になるのに係っているのでしょう。
で、勝負は6が出た清盛の勝ちですが、1は天、6は地を意味しますから、海賊の兎丸が天ということで、この後に兎丸が述べる思いにも係っているとも言えますね。まぁ、こういう細かい事はどうでもいいですが・・・。

縄を解かれた清盛と通憲は唐船の甲板上に出る。(何故二人が縄を解かれたのかよく分かりませんでしたよ。サイコロ勝負はどっちが答えるかを決める勝負だったわけですが・・・)

異質な光景に興奮する二人。

「俺は海賊王になる!」という兎丸。
「海賊王?」
「ええか。今は都の帝さんがこの国のお頭や。一番のお偉いさんや。せやろ?」
「そや」
「この国のてっぺんたるお頭さんに義がある」
頷く清盛。
「そやからお頭さんが嫌な俺ら海賊は、悪ちゅう事になるな?」
頷く清盛。
「よう考え。けどな、海賊の俺がこの国のてっぺん取ったら・・・」
「・・・義と悪が、ひっくり返る!」
「そういうこっちゃ!海賊王の兎丸がこの国の義となり、民を虐げるお頭さんが悪となるちゅう寸法や!」
「面白い!そなたとは気が合いそうじゃ!」と清盛。

うーむ・・・この考え方は日本的ではないですよね。
幼い頃から盗みを働いて生きてきた兎丸はともかく、清盛が単純に共感するのはどうなんだろう???

兎丸の言うのは、所謂「覇王」とか「覇者」の事で、帝は「王者」なのですから。
徳をもって世を治める者を王者、武力などをもって世を治める者を覇者といい、武家政権は覇者なんですよね。
日本では、この尊王賎覇が根付いていたと思うのだけれど。藤原摂関家でさえ、あくまでも「摂関家」だったわけですしね。決して帝に取って代わろうとはしなかった。あの信長も秀吉も家康もね。源頼朝以降は覇者の交代の歴史だったとも言えるわけでしょう。島国である日本特有の現象と言えるでしょうね。これが大陸だと前政権を攻め滅ぼして覇権を握る覇者だけの歴史なのですからね。

日本に生まれ育ったなら、こういう思いというか感覚って、どこかにあると思うのですが・・・。積み重なってきた歴史の重みと言いましょうか・・・。言葉足らずで上手く言えませんが。昨年の大河ドラマでも感じましたけど、この日本的な「何か」に対する配慮というか、そういうのに少し欠けてるように感じがしますね。これが普通のドラマなら、こういう違和感を感じなかったでしょうけど「大河ドラマ」なのですからね。

このドラマに対する批判・・・画面が汚いとか煙で見辛いとか海が汚いとか武士の格好が汚いとか・・・そういう批判は、この日本的な「何か」に対する違和感からきているのかもしれません。「どこか違うよな〜」という違和感。「どこなんだろう?」それは日本的な風景とか日本的な人情とか礼節とか・・・そういうイメージとして抱いている過去の日本的なものとは違う違和感でしょうね。元服した後も烏帽子をかぶっていなかったりとか、汚れた顔のままとか、感覚的に理解しにくいですよね。

西洋的なリアリティと言いますか、非日本的なリアリティを意識しすぎかもしれませんよね。そういうのを見たいなら、ハリウッド映画とかコミックなど、面白いものが他にあるわけですしね。

ちなみに、ここで「王者」と記したのは、覇者に対する言葉であり、孟子が唱えた尊王賎覇(王道を理想とし覇道を賎しいものとした)に基づくものです。

更に、平氏にしても源氏にしても、元をたどれば帝につながるという家系の誇りがあったわけでしょう。だからこそ、地方で大きな顔ができたわけだしね。ましてや、このドラマの設定では清盛は白河院の御落胤で、帝と直結してる血筋なんだしね。親が分からない捨て子だった清盛を忠盛が拾ってきたっていう設定なら分かりますけどね。

あるいは、白河院のご落胤ということを知った清盛が高慢ちきとなり、家盛などの兄弟を見下し、叔父の忠正や家人の家貞をも見下しっていう感じになって手がつけられなくなり、忠盛とか宗子とかから徹底的に鼻を折られ、平氏の男として生まれ変わるっていう設定だったら、それはそれで理解しやすかったかもしれませんね。

という訳で、清盛が兎丸の考えに共感してる描写は変ですよね。清盛は明らかに兎丸と対立する側の人間ですからね。それに、この時の清盛の頭の中は、盛康の事のみならず、通憲の事や、更には平氏一門の立場とかも消え去ってるわけでしょう。柔軟性があると言えば、言えるでしょうけど、客観的にみると信用できない人物ですよね。

清盛は、ここでは兎丸の事を認めつつ、己の思いを言うべきだったと思います。

例えば・・・

「面白い!けど、俺なら少し違う」
「ほう、どう違うんや?」
「何もひっくり返す事はない。俺は俺なりの義を立てる!」
「俺なりの義!?」
「そうじゃ!山なら山に暮らす者の義があろう。海なら海で暮らす者の義があるはずじゃ」
「うーむ、確かに・・・そうやな」
「なら、俺には俺の義があってもよかろう。おぬしにはおぬしの義があるようにな」
「うむ」
「それを世に認めさせる!」
「ほう・・・おぬしも面白い事を言う男やな。追討使にしておくには惜しい男や」
「違う!」
「何っ!?」
「おぬしこそ海賊にしておくには惜しい男だっ!」
笑いあう清盛と兎丸であった。

・・・ってな感じとかね。この例がより優れているとか言うつもりはありません。ただ、平清盛という実在した人物なり、その事績に対する礼儀っていうか配慮をしてほしいと言いたいだけです。単純に兎丸に共感してどうするんだよ!歴史上の清盛に対して申し訳ないだろうに!

で、この後、兎丸は父である朧月が殺された経緯を語るわけですが、当然に、清盛は全てを察します。この兎丸が自分に出生の秘密を語った少年であったことを。

「お前かっ!俺が、父上の、平忠盛の子ではないと吹き込んだ、あの時の盗人か!」
この言葉に兎丸も清盛の正体に気付く。同時に、追討使が忠盛を棟梁とする平氏一門であることも。
「お前かっ!」
「あの後、どれだけお前のせいで、どれだけ・・・!」

ここで、清盛は一気に小さい小さい男になってしまうんですよね。それまでは、この世に対する思いとかを語っていたわけですが、互いの身の上が分かった途端、清盛は己の中の心の傷に捕われてしまいます。

あれ!まだ乗り越えてなかったのかよ?って思いましたよ。
それに兎丸を恨むのは筋が違うだろうにね。街で盗みを働く少年ですら知ってる事だったわけですから、遅かれ早かれ自分の出自についての秘密は知ったわけだろうし。

それに繰り返しになりますが、清盛は親の分からぬ捨て子だったわけではなく、白河院という上皇(元は帝)の御落胤なのですしね。これが捨て子っていう設定なら、自分の中には平氏の血(帝につながる誇るべき血)が流れていないという事が分かった場合の衝撃は凄まじいものがあるだろうし、見ている側としても共感できるわけですけどね。清盛の苦悩って、どこかズレてるんですよね。

結局、兎丸は忠盛に対して脅迫状を送るという手段に出る。こうなると、忠正叔父さんが言う「清盛は平氏に災いをもたらす者」というのも間違いとは言えないわけで・・・。

(2)のパート

忠盛の元へ矢文が届けられる。
「ガキは預った。返して欲しかったら、明日の午の刻、一人で沖に出てこい」

後ろ手に縛られた清盛は帆柱に吊るされる。

その夜、清盛人質事件対策会議を開く平氏一同。

「断じて海賊たちに応じてはならん!」
「大将たる兄上の身に何かあれば、この追討は失敗という事ぞ」
「平氏一門は終わりという事ぞ!」

一門の者たちの口を閉じさせるが如く忠盛は叫ぶ。
「分かっておる!」
立ち上がる忠盛。
「分かっておる・・・」

そんな一同の耳に弱々しい声が届く。

「まこと後先をお考えになりませぬな・・・清盛様は」
怪我を負った盛康であった。
「・・・されど、それが清盛様にござりまするよ。清盛様は、きっと私のために・・・この至らぬ乳父の・・・私のために・・・後先を考えず・・・正体の知れぬ海賊のもとに・・・」

いや、確かに最初はそうでしたけどね、盛康さん。でも、その後は・・・これ以上言うと盛康さんが可哀想です(笑)

忠正が立ち上がった。
「わしが行く。海賊が兄上の顔を見知っている訳ではあるまい。わしは清盛などおらぬ方がよいと思うておる。しかし、兄上には無くてはならぬのであろう?」

いやはや、忠正叔父さん、やりますね。こういう弟を持った忠盛は幸せ者ですよね。ここらへんが兄弟でもライバルである源氏とは違うところなのでしょう。それに忠正の複雑な胸中を上手く表現したと思います。

でも、忠正にこういう発言をされたら、他の者は内心びびりますよね(笑)
(えっ!?つーことはなにかい?別に忠正さんじゃなくてもいいわけだよね、これは・・・俺は嫌だよ・・・誰か手を挙げろよ)なーんて横目でチラチラ辺りを窺ったりしたりして(笑)

で、空気を読んだ平氏の侍大将、伊藤忠清は叫ぶ。
「皆で参りましょう!」

この発言に皆ほっとしたりして(笑)

「殿も忠正様もお一人で行くことはありませぬ!皆で海賊を攻めましょう!」
(それがいいよ、やっぱり皆でいくのがいいよな・・・ほっ)

「馬鹿者!そのようなことをすれば清盛様は殺されてしまうわ!」と家貞。
(あちゃー水をさすんじゃねーよ、家貞さん。第一の家人である家貞さんの言葉は重いんだよ。殿も迷ってるし・・・とほほ・・・)

「ですから、夜明けととともに攻めるのです!」と忠清。
(賛成!賛成!)
「敵の不意をつく!それしか勝機はありませぬ!」
(そうだ!そうだ!それしかないぜ!頑張れ、忠清ーっ!)
「忠清、落ち着け」と家貞。
(ちぇ、何だよ!そこまで言うなら家貞さんが一人で行けばいいじゃんかよー)

「忠盛様!」
そこへ漁師とは思えぬ気品のある漁師である鱸丸が登場。鱸丸が引き連れてきたのは、清盛の私的郎党たち。例の松三人衆たちですね。

「清盛様と共に海賊たちからの警固にあたりました漁師たちにござりまする。闇夜の海でもお役に立ちましょう」
(いやぁ〜いいところに来てくれたよ、すずきまるーっ。ハート!考えてみれば、こやつらを先駆けとして行かせればいいじゃん。これで決まりっ!大体、何でこいつら清盛様を見張ってなかったんだよ!こいつらにも責任あるよな!うんうん)

というわけで平氏の作戦は決定!( )内は、もし私がこの場にいた場合の気持ちです(笑)

夜明け。

吊るされた清盛の耳に届く高階通憲の声。通憲は柱の根元に縛りつけられていた。

「春夜宴・・・桃李園・・・夫天地者・・・」
「だから何なのだ、それは?」
「唐代の詩人、李白の詩だ。『人生は儚いものである。すぐに過ぎてしまう。それゆえにこそ、今という時を大いに楽しもう。己の生をあるがままに謳歌しようぞ』と、うたっておる」

詩仙と言われた李白の有名な詩「春夜宴桃李園序」ですね。後に松尾芭蕉がこの詩を元にしたのが「奥の細道」の冒頭の「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也」ですが、芭蕉は杜甫の「春望」の「国破れて山河あり、城春にして草木深し」も下敷きにしてますよね。漢詩(唐詩)とかって独特の格調があって良いですよね。「一杯一杯復一杯」とか「頭を挙げては山月を望み 頭を低れては故郷を思ふ」などの断片的な事しか知りませんけど・・・(汗)

通憲の言葉に、遠い記憶が呼び起こされた清盛。
「どこかで、聞いた気がする・・・遠い昔に・・・」

♪〜遊びをせんとや生れけむ、戯れせんとや生れけん、遊ぶ子供の声きけば、我が身さえこそ動がるれ〜♪

遠くを見つめる清盛の目に、朝靄の中に浮かぶ平氏の船団が・・・。

うんうん、この煙の使い方は良かったですね。こういう感じで効果的に使えば格好良いのにね。清盛のモヤモヤとした心情をも表現しているしね。で、モヤモヤとした中から浮かび上がるのは平氏一門。「あっ、俺は平氏の男だ!誰が何と言おうと平氏の男として生きるっ!」って決意する心の変化も表現してますし。

ただ、この時の清盛の心中はどうだったのでしょうか?嬉しいと同時に「おいおい、一人で来るはずなのに皆で来るなんて・・・もしかして俺って、見捨てられた・・・」という思いがよぎったかもしれませんね(笑)もし、そういう思いを抱いたとしても、海賊との戦闘後に解消されますよね。叔父の忠正によって。

戦闘開始!

闇討ちに混乱する海賊たち・・・って、見張りとか立ててなかったのかよ(笑)追討使と緊張状態にあり、清盛を人質に取って脅迫してるわけだし、普通、見張りを立てるよね。

で、この後、清盛の窮地を救う忠正とか、兎丸vs忠盛、忠盛ピンチ!(忠盛も年をとったか・・・残念っ!)とか、その忠盛の窮地に飛び込んでくる清盛とか、いろいろ見せ場はありました。で、清盛と兎丸との一騎打ち。清盛は叫びまくるわけですね。思いっきり自分語りをしちゃって・・・。

うーむ、いつも怒鳴っている清盛ってイメージですから、ここで怒鳴りまくられても「またか」ですよ。でも、漫画的・青春ドラマ的王道でしたね、ここは。

うーむ、この海賊話、直球ではなく変化球を使っても面白かったかも。例えば、海賊の黒幕は、実は、忠盛だったとか(笑)

例えば・・・

近づく海賊船。
立ち上がり、矢を構える平氏一門。
手を上げ、今にも「放て!」の声を上げようとするかのような忠盛。
「やめいいっ!」
制止する忠盛。
現われた海賊の長が忠盛に頭を下げる。
戸惑う清盛。
実は京で食い詰めた兎丸を庇護していたのは忠盛であった。

宿営地で明らかにされる真相。

「京で食い詰め、盗みを働いていた俺に声をかけてくれたのが殿だったのだ・・・」
驚く清盛。
黙々と杯を傾ける忠盛。
言葉を続ける兎丸。

「・・・殿は俺の目の前に飯を出して、正直に俺に言ってくれた。父の朧月を討ったことを。仇を討ちたいなら討っても良いと。しかし、亡き父の思いを継ぎたいなら『わしに身を預けよ』とも言ってくれた・・・俺は殿が憎かった。でも、この人なら信じても良いと思った。まぁ、本当のところは、俺は腹が空いていたのだ」
そう言って豪快に笑う兎丸。

「それで、海賊に?」と清盛。
「殿は言ってくれた。『この地で生きてゆくのは難しい。しかし、海ならば生きる道はある』とな・・・そして、殿は俺に名をつけてくれた。『月には兎が住むという。だからお前は兎だ。兎丸だ。父と共に生きよ』とな」
「・・・」
忠盛が静かに言った。
「清盛、わしは言うたはずじゃ。王家の犬では終わらぬとな。朧月から言われた言葉が今でも胸に突き刺さっておるのだ」

(「武士が人を斬るのは、俺らが物を盗むのと同じや」の回想)

・・・あっ、これくらいにしておきましょう。このままだと感想ではなくなってしまいますよね。でも、ブラックな忠盛も見てみたい気がします(笑)
大人の兎丸と少年の兎丸、どちらが組しやすいかと言えば、少年の方でしょうし、清盛も兎丸も忠盛の庇護の下にあったとすれば、忠盛のただならぬ決意を示すこともできるでしょう。でも、そうなるとドラマのタイトルが「平忠盛」になってしまいますか・・・。

あるいは、変化球というより魔球を使う手もあります。

例えば・・・

清盛を追い詰めた兎丸。
清盛、危うし!

「待て!」

その声の主は鱸丸であった。

「その者は清盛ではないっ!」
「何言うとんねん!」
「ひかえろっ。まことの清盛は私だっ!」
「・・・えっ!?ええっーーっ!」

平氏も海賊も全員がこける・・・これだと吉本新喜劇になっちゃいますね(笑)
でも、上川隆也演じる鱸丸、気品があり過ぎですよ。上川君が清盛で、松山君が鱸丸でも良かったのでは?と思えてなりません。

アホな事を書いているうちに、海賊パートだけで無駄に長くなってしまいました(汗)
第6回は、璋子と得子のやり取り、義朝の新たな出会いなどもあったのですが、力尽きました。
今回はこのへんで・・・。
コメント
from: maldron   2012/02/16 9:22 AM
はじめまして。前回の江の時から秘かに読ませてもらってます。的確なツッコミに共感する所多しです。今年の清盛ですが、去年のハチャメチャ大河に比べると面白くなるかなあと思ったんですが、前回・今回とツッコミ所満載ですね。私も清盛のキャラ設定が破綻してるような気がします。まあそのうち大人になって成長(?)してくれるでしょうが・・・
今は忠盛はじめ脇役(鳥羽上皇や摂関家の配役はいいと思います)を楽しみに見ている状態です。今後もアップ楽しみにしております。頑張ってください。
from: 淡月   2012/02/16 7:32 PM
はじめまして、maldronさん。
コメントありがとうございます。

仰るとおりですね。
私も忠盛さんや鳥羽院などを楽しみに見ています。このへんのキャラクター設定は秀逸だと思います。
中井さんや三上さん、役にピッタリって感じですよね。
後、璋子さんと得子さんの今後も気になりますし、宗子さんと家盛の親子の遣り取りなども気に入っています。

が、主役の清盛さんの言動がいまいちですよね。
それに、変に拘った演出もどうかなって思います。
面白くなる要素はたくさんあると思いますので、そのへんが残念ですね。清盛さんの軸が定まってくれることを期待しているのですが、どうなりますことやら・・・。

粗筋+感想+余計な空想、という感じですので、読みにくい点も多々あると思いますが、今後もよろしくお願いします。
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