三朝四朝又朝朝

思ったことなどを徒然に・・・・・・
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大河ドラマ 平清盛 第4回 感想
 
平忠盛がいい。
うーむ、忠盛を見たいために見ていると言ってもいいくらいです。
胸に秘めた思いを感じさせる中井さんの演技、いいですね。

長承元年(1132年)京 鳥羽院御所の武芸場

北面の武士たちが流鏑馬の稽古に励んでいる。
佐藤義清は見事な腕前を披露。
清盛は、的を外し、次の矢も取れないという失態。
悔しがる清盛・・・。

テーマ音楽

というわけで、鎌倉における源頼朝の回想の場面は今回なし。
今後は、こういう感じで始まるのでしょうか。1回から3回までは、言わば、ドラマ全体のプロローグに当たり、そこでナレーションが頼朝であることを印象付けるための演出だったのでしょうか?

待賢門院(璋子)が外出するということで支度を始める北面の武士たち。その様子を見た清盛は困惑する。何故なら、同僚たちが化粧をして顔を整えていたからであった・・・。

庭で武士たちが護衛をする中、優雅に歌会をする璋子と女房たち。

侍女の堀河局が堀河「長からむ 心も知らず 我が袖の 濡れてぞ 今朝は ものをこそ思へ」と披露した歌に対して、他の武士たちが単に追従する中、佐藤義清は物怖じすることなく「『長からむ』と始めたのなら、『我が袖』よりも『黒髪』を持ってきてはいかがにございましょう?」と答え、堀河は尋ねました。
「では、『濡れてぞ』はどうなります?」
「『乱れて』となさってはいかが?」と答えた義清。
その結果、小倉百人一首80番「長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れて今朝は ものをこそ思へ」の完成となった次第。

義清の答えに感心した璋子。
「名は何と申す?」
「佐藤義清と申します」
璋子と義清の今後、どうなることやら・・・。

で、小倉百人一首80番の歌ですが、鳥羽院が「心も知らず」「乱れて」「ものをこそ思へ」という状態になっているのは、璋子が原因だろうにね(笑)
なかなか皮肉も効いてるよなぁ〜と思いました。上手い演出でした。
この義清に対して、我が主人公清盛は「濡れてぞ 今朝は」というところから「おねしょ」を連想するとは・・・。
武芸のみならず歌でも佐藤義清に遅れをとった清盛。
前回で一皮むけた清盛ですが、現実はそう甘くはなかった・・・。

詰め所に戻った清盛が叫ぶ(笑)
「何なのじゃーっ!何が北面の武士じゃ!何がもののふだ!お前たちは!めかし込んで、女に色目を使いおって!」
いや、お前が「何なのじゃ」でしょうに(笑)

「待賢門院様にお仕えする女房たちの覚えが目出度くなれば、待賢門院様とつながりができる。皆、その機会をうかがってるのだ」と冷静な佐藤義清。
「お前もか!?」
問い詰めた清盛に対して、不敵な笑みを浮かべる義清であった。

さて、「心も知らず」「乱れて」「ものをこそ思へ」状態の鳥羽院

寝所にて、堀河の歌を口ずさむ璋子。
その歌に触発されたのか、璋子に問いかける鳥羽院。
「璋子・・・ひと言だけでよい・・・詫びてもらえぬか?」と思いつめた様子の院。
「何をでございましょう?」と問い直す璋子。
帝を、顕仁を産んだ事をじゃ・・・。先の院と密通し、子を産み、朕の子として帝の位に・・・つかせた事を」
「私が・・・悪うございました」と素直に頭を下げる璋子。
「璋子・・・そなたという女は・・・」
そう言い残し、寝所を去る鳥羽院。

「璋子様・・・何という事を」と入れ替わりに入ってきた堀河。
「えっ?」と戸惑う璋子。
「何故お認めになったのです?何故一言、上皇様の思い違いだと申し上げぬのですか?」
「堀河。私がここにおるのは、后の務めゆえではないのか?」

さすが白河院に鍛え上げられた筋金入りの物の怪、待賢門院璋子様!
院の心中も堀河の気遣いも解せぬ様子・・・。

「心も知らず」「乱れて」「ものをこそ思へ」状態の鳥羽院の心の隙に入り込んだのは、忠盛であった。
平家の財力を使い、得長寿院観音堂を落成させたのである。
観音堂を訪れた鳥羽院は、居並ぶ仏像に心を慰められる。

殿上人

郊外の野原で弓の稽古に励む清盛と家盛。
「兄上、私は嬉しゅうございます」
「何がじゃ?」
「兄上が北面の武になられた事にございまする」
北面の武士と聞いて、苦い顔をする清盛。
それに構わず続ける家盛。
「私もすぐ後に続きまする。共に、父上のような立派な武士になりましょう」
「父上のような?」
「はい。父上は上皇様の覚えもめでたく、正四位下という位も武士には格別のお計らいなのだそうでござりまする」
「それが『立派』という事なのか?王家に取り立てられ、出世をして、その果てに何があるというのじゃ?」
「兄上・・・」

順調に出世する忠盛に対して、目標とみなす家盛と懐疑的な清盛。
家盛は平家一門の良識の代表、いや、当時の武士の思いの象徴とも言えるでしょう。
出世をして一門の興隆を願うというのは、平家のみならず源氏なども含めた武家の思い。
その常識に納得がいかない清盛。
清盛の前に立ちふさがる壁は、朝廷だけではなく常識にとらわれた武家も含まれると言えるでしょうね。それは十数年前に忠盛が味わったものと同じでしょう。

「清盛様ーっ。家盛様ーっ!」
その武家の良識派の代表格、重臣の家貞が駆け寄ってくる。
忠盛が殿上人になった知らせを携えて・・・。

一族郎党の歓喜に包まれている平家屋敷。
忠盛に祝いの言葉を言う家盛。
守役の盛康に促され清盛も忠盛の前に座った。
「父上!この度はめでたくご昇殿、お喜び申し上げまする」と一礼。
「・・・何でも殿上人とは、帝のおわす内裏清涼殿の殿上の間に上がることができる御身分だそうではござりませぬか。いやーまさか父上が・・・あっははははっ」と、全く心のこもっていない祝いの言葉をいう清盛(笑)
祝いの席には清盛も招かれておると伝える忠盛。
「承知いたしました」と頭を下げる清盛。
少しだけ大人になりました(笑)

「兄上ーっ!」
平家一門良識派の親分格、忠正が飛び込んでくる。
清盛を押しのけ(笑)忠盛の前に座る忠正。
嬉しさのあまり泣き笑いする忠正。
「なんじゃ、その顔は。似合わぬぞ」と忠盛。
「ずっと願ってきたことなんじゃ!兄上が殿上人となり、平氏の地位を高める!わしはその支えとなって働き、その地位を揺るがぬものとする!それがっ!わしの願い続けてきた平氏の姿じゃ!」
興奮する忠正の言葉を聞いた清盛は醒めた表情を浮かべた。

酒を飲み、踊り、唄う平家一門。
疎外感を感じ、柱にもたれた清盛。
そこへ鱸丸が捕らえられていた国松、時松、蝉松が漁師に預ってもらえたことを知らせにやってきた。
祝いの言葉を述べる鱸丸に清盛は呟く。
「されど何故であろうか・・・腹が満たされるほどに、心はいよいよ・・・むなしゅうなっていく」

松三人衆(笑)、無事だったんですね。私も心配してましたから、ほっとしましたよ。


一方、源氏は・・・

弓の手入れをする義朝の耳に、父為義の罵声が届く。
「ちくしょー!忠盛めがっ!」
為義の罵声は愚痴へと変わっていった。

父の義親が忠盛の父正盛に討たれたこと、それ以来源氏は朝廷から嫌われていること・・・。

あっ、いや、それは身から出た錆と言うものだろ、為義さん(笑)
義親は罪を犯した結果、正盛に追討されたわけだし、為義さん自身も地方ではいろんな不始末をやっちゃってるわけだからね(笑)

為義の言葉に腹が立ったのか、思わず為義に矢を構える義朝。
「源氏が平氏に後れを取ったは、ひとえに父上の不甲斐なさ故にござりましょう!父上が不甲斐ないゆえ、私は北面に入ることもできず、同じ年頃の者に、後れを取ったのです」
義朝を止めようとする家人の鎌田通清。
それにかまわず矢を向け続ける義朝。
「全てはわしの不甲斐なさ故じゃ・・・」
力なく呟く為義の言葉に、屋敷を飛び出す義朝。

いろいろな対比が面白かったですね。
出世する忠盛と懐疑的な清盛、忠正や家盛を筆頭に喜ぶ平家一門と喜べない清盛、不甲斐ない為義と不満を抱く義朝、そして、温かい平家と冷え冷えとした源氏。一族郎党が仲の良い平家に対して、一族郎党と言えども容赦がない源氏、その雰囲気も出てましたね。

藤原摂関家

忠盛の出世について、鳥羽院に対して不満を言う摂関家の長である藤原忠実。
第1回目では、京の路上で血塗れの衣服のまま路上に跪く忠盛を見下ろしてましたもんね、忠実さん。

しかし、鳥羽院は言い放ちます。
「忠実。そちを復職させたは、先の院の息のかかった者たちを一掃し、我が独自の政を行うためじゃ。藤原摂関家が天下の権を取り戻す機会であるなどとゆめゆめ思うでない」

璋子に悩まされている鳥羽院ですが、ここでは中々の迫力でしたね。涙目の忠実さん、なにも言えません。
しかし、摂関家の長です。ただ黙っているわけではありません。まずは忠盛の従兄弟である藤原家成が催した祝いの席で忠盛に恥をかかせる陰謀(って言うほどでもないですが・・・)を企む。

嫡子の藤原忠通が嫌味を言うのを押さえた忠実さんは、忠盛に舞を強要。受けた忠盛は華麗に舞うが伴奏がずらされ挙句は参列してた貴族たちから酒を浴びせかけられ、滑って引っくり返る。

見かねた清盛は飛び出そうとするが、同じく参列していた佐藤義清に止められる。
「ここで行われておるは、ただの宴ではない。政だ」
「政?」
「皆それぞれの思惑があってここにおる。お前さんのお父上とて同じだ」

当の忠盛はあくまでも冷静であった。
「未熟な舞にて、とんだお目汚しとなり、申し訳ござりませぬ。皆様のお言葉を肝に銘じ、ますます精進致しまする」と頭を下げる。

豊明節会(とよあかりのせちえ)

「今宵は恒例の豊明節会じゃ。帝のお出ましになる内裏での行事ゆえ、そなたたちには関わりのない事だが・・・忠盛は招かれておるそうじゃ。同じ武家でありながら何故平氏と源氏は、かような差がついたのであろうのう。為義?」
「それはひとえに私の不徳の致すところ」
その言葉に、藤原忠実は声を荒げる。
「それでよいのか!為義!」
平伏する為義の元に歩み寄った忠実。
「源氏は、我が藤原摂関家との結びつきが深い。その源氏の凋落を、この忠実に黙って見ておれと申すか?」
「忠実様・・・」
「今宵、忠盛は内裏の渡り廊を一人で渡る事になろう・・・」
腰を下ろした忠実は為義にささやく。
「為義。源氏の、そして、そなたの誇りを取り戻すがよい」
はっとして忠実の顔を見上げた為義は、すぐさま目を伏せた・・・。

という次第で、忠実にそそのかされた為義、どうするのか!?

宴に参列するための支度をする忠盛主従。
そこへ宋剣を担いだ清盛がやってきた。
忠盛に剣を差し出す清盛。
「これをお持ち下さりませ。『強くなれ』と私に授けた、この剣を差して、寄らば斬るの気構えで堂々とご昇殿下さりませ!」

いや、それはデカ過ぎるだろう、清盛(笑)

「殿上での帯刀は禁じられておる」
「父上!」
「飾り刀で参る」

苛立ちのあまり、忠盛の周囲を回りながら文句を垂れる清盛(笑)

「父上は失うてしもうたのですね。気高く強き武士の心の軸を。武士の誇りがおありならば、あのような辱めを受けて耐えられる訳がない」
「・・・」答えぬ忠盛。
「結構にござりまする!武士の誇りと引き換えに手に入れた殿上人とやらの立場がさように大事ならば、そうなさればよい!今宵もまた舞を舞わされ、地に這わされ、へらへら笑うておればよい!」
「清盛様!」と家貞が嗜めようとする。
清盛は怒りを家貞にも向ける。
「お前もだ!家貞!第一の家人のくせに父上を諌める事もせず、一緒になってはしゃぎおって!」
「はしゃぐとは・・・」と心外な家貞。
「まこと父上は、筋金入りの王家の犬だ!」

河原に寝転がり剣をかざして見入る清盛。
そこへ義朝が偶然にやってきた。
「こんなところで何をしておる。北面の武士なら暇を惜しんで鍛錬せい!」と義朝。
「お前が思うておるほど、良い所ではない!皆、大した志を持ってはおらぬ・・・北面の武士として院に取り立てられたからと言うて、その成れの果ては父上じゃ」
清盛を殴り倒し馬乗りになる義朝。
「貴様という男はどこまでバカなんだ!父が殿上人である有難みが分からぬのか!」
義朝をひっくり返した清盛。
「父が殿上人ゆえ、見たくもないものを見せられる、情けなさがお前に分かるか!」

そこに為義の家人の鎌田が為義が忠盛を討つつもりであることを知らせに駆け寄ってきた。驚いた二人は内裏へと走り出した。

藤原忠実の差し金で一人となった忠盛。
その背後に迫る為義。
「殿上での帯刀は御法度でござりまするぞ」
と背後に声をかけ振り向いた忠盛。
「為義殿・・・」

幕の合間から顔を覘かせる義朝。

「法に背いて、わしを斬ったところで源氏が力を取り戻す事はできますまい」

ようやく清盛も義朝の背後に到着。
父たちのやりとりに耳を傾ける義朝と清盛。

「わしの身はどうなっても源氏は忠実様がお守り下さる!」
「人を当てにしても、いつまで庇護が続くか分からぬぞ」
「うるさい!お前に何が分かる」

刀を抜いた為義。
飛び出そうとする清盛を止める義朝。

「わしの父親はお前の父親に討たれた。次はわしがお前を討つ!そうせねば、我が嫡男義朝は、この先、ずっと報われぬ!わしが義朝にしてやれる事は、これしかないのだ」

斬りかかる為義。
その腕をとり、ねじ伏せる忠盛。

「分からぬお人だ。」
忠盛も腰の刀を抜く。
飛び出そうとする義朝を止める清盛。

「それは本身ではないか」
「忠実様には『忠盛が抜刀したゆえ闇討ちはできなかった』と申せばよい」
「そなたはどうするのじゃ。本身を帯びて昇殿し、その上、抜刀したなどと伝われば、ただでは済むまいぞ」
「為義殿。斬り合いとならば、源氏も平氏もここで終わりぞ。源氏と平氏、どちらが強いか・・・それはまた先に取っておく事はできぬか?その勝負は武士が朝廷に対し、十分な力を得てからでもよいのではないか?」

刀を納めた忠盛は、何事もなかったかのように歩き出した。

「忠盛殿。一体何を考えておる?」

振り向いた忠盛は為義を見据えて静かに言った。

「わしは王家の犬では終わりたくないのだ」

いや、ホント、忠盛、格好良すぎだよ。

父と子

何事もなく宴が進む。
ふらふらと内裏の外に出た為義。
義朝が待っていた。

「すまんな。また忠盛にしてやられた・・・」
「やられればよいのです。父上がやられた分は私がやり返します。父上がやられるほどに私は強うなる。強ようなって、きっと・・・父上をお守り致します」
「・・・ばかもの・・・お前に守ってもらうほど、老いてはおらぬわ」
見つめ合う為義と義朝。陰で見守る家人の鎌田も思わず涙ぐむ。

翌朝、内裏からの帰り、門の柱に寄りかかり眠っている清盛を馬上から見つけた忠盛。

「清盛」
「父上!」
「そこで何をしておった?いつからおったのじゃ?」
「父上こそ、いつから考えておったのですか?王家の犬では終わりたくはないと」

馬から降りた忠盛。

「それはな、清盛。お前を我が子として育てると決めた時からだ。赤子のお前をこの腕に抱き、平太と呼びかけた時・・・わしの心に揺らぐ事なき軸が出来たのだ」

穏やかな表情で清盛を見る忠盛。
込上げてくるものを押さえた清盛。

「全く父上は・・・のうのうと宴を楽しんでおる場合ですか!帯刀して昇殿したあげく、抜刀したりして!源氏の棟梁に告げ口でもされたらどうなさるおつもり」
「為義殿は告げ口などはせぬ」
「されど」
「そもそも帯刀などはしておらぬしな」
「えっ?」

刀を抜いた忠盛は刀身を清盛に突きつける。

「これは?」
「銀箔を貼った木太刀じゃ」
「銀箔?」
「新入りの殿上人に嫌がらせは付き物と家貞が用意してくれたのじゃ」
「家貞が?」

刀を納めた忠盛。

「わしはよき家人を持ったものよ。しかし、まさか為義殿が本気で斬りにくるとは考えなんだ。冷や冷やしたわ」
「父上・・・」

笑い声をあげる忠盛と清盛。

再び馬上の人となった忠盛。
「清盛」
「はい」
「お前が思う以上に殿上は面白き所ぞ。はっはっはっはっ」

ふーっ、嬉しそうでしたね、忠盛。
殿上人となって、一門から祝福された時は笑みを浮かべるだけでしたが、清盛に自分の本心を述べた後の忠盛は声を上げて笑いましたね。帯びた刀は本身ではなかったけど、本心を明かしたって対比も面白かったです。

孤独な忠盛。

前回の感想でそう書きましたが、自分の真意を誰にも分かってもらえないというのは、やはり、孤独だったでしょうね。舞子を死に追いやられ、生まれたばかりの赤子に平太と名付けた時から忠盛の胸の奥で秘められた思い。その秘めた意志を継ぐ者を忠盛はようやく得ることができました。同時に、尊敬する父である忠盛から突き放され、自分を見失った清盛が忠盛を再発見できた時でもありました。生物学的には第1回が清盛の誕生でしたが、実質的には、この第4回が「平清盛」の誕生と言えるかもしれません。
また、今後の展開への伏線なども張られまくっていたので、この第4回、重要な回でした。

清盛に関しては、ここに至るまでには、不満が蓄積するだけでした。分かっていても割り切れない感じでしたからね。やり場のない憤りに苦悩する感じが今回は出てましたよ。

源氏親子の悲哀も良かったですね。為義の最期を思えば・・・。

朝廷内の動きも今後楽しみです。摂関家の親子、腹黒そうですしね。

また、脇役のキャラクターの造形もしっかりしているので見ていて面白いです。

今回、最大の突っ込み所としては、やはり、内裏に駆けつける義朝と清盛ですね。
同じ場所から出発して目的地も同じなのに、何で別々の道を走ってんだよ!
まぁ、義朝は途中まで馬だったっていう理由かもしれないけど・・・。
それに、この怪しい二人が易々と潜り込める内裏って(笑)
警護はどうなってるんだよ!
で、止めに行ったのか助太刀に行ったのか、よく分からないよ!(笑)

例えば、こういう場面を挟むといかがでしょう?

・・・

鎌田から聞いた義朝は馬に乗ろうとする。
「おい、待て!おれも乗せろ!」
「バカを申すな、お前など乗せられるか!」
強引に義朝の後ろに乗る清盛。
仕方なくそのまま馬を走らせる義朝。

(内裏に着いた忠盛の映像)

人ごみに阻まれ、馬を走らせることもままならない二人。
「自分で走った方が早いわ!」
馬から飛び降り駆け出す清盛。
「おい、待て!」
馬を乗り捨て、後を追いかける義朝。

(内裏の中を歩く忠盛の映像)

「鍛錬が足らぬわ!」
と清盛を追い抜こうとする義朝。
「待て!おれより先に行っても中に入れんぞ!」
と息苦しそうに言う清盛。

「どうせよと言うのだ!」
「おれは北面の武士だ。お前はおれの郎党ということにしろ!」
悔しそうな義朝。
満足気な清盛。

で、為義と忠盛の場面へと・・・ってな感じだと、ちょっとは説得力もでるかな???

さて、忠盛を軸として、忠盛と清盛、忠盛と為義、忠盛と院、忠盛と藤原摂関家、忠盛と平家一門・・・という感じですし、忠盛という軸はいずれ清盛となるわけで、この二人を縦糸とすれば、横糸として、為義と義朝、摂関家と源氏や新興貴族、摂関家と院、院と帝、これらをめぐる女性たち・・・などなど縦横にドラマは広がっていきますよね。で、いずれ、これらの糸は源頼朝がたぐり寄せるということになるのでしょうかね。

ようやく歯車がかみ合って動き出したって感じでしょうか。
大河ドラマって、こうでなくっちゃね(笑)
面白くなりそうです。
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