三朝四朝又朝朝

思ったことなどを徒然に・・・・・・
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江〜姫たちの戦国〜 第41話 感想
 
タブレットPCをあれこれ弄っていたら、40回の感想を書く間もなく41回の放送が終わってしまいました。先週から始まった「南極大陸」も面白そうだし油断禁物ですね。

前回、成人した秀頼と家康は運命の対面を果たしたわけですが、このドラマの豊臣秀頼さんは賢君的な描かれ方をしていましたね。秀頼の人柄を偲ばせるものは殆ど伝わっていませんので、このあたりをどう創作するかも見所です。

さて、今回のサブタイトルは「姉妹激突」ですが、激突っていうと、文字通り激しい勢いでぶつかることでしょう。その言葉の前に姉妹が付けば、姉と妹が互いに激しく憎しみ合い対立することを連想しますが、淀と江の姉妹の場合、別にそういうわけでもないでしょうに・・・。激突するのは、豊臣と徳川であり、淀と家康でしょう。ズレ気味のサブタイトルですよね。

テーマ音楽。

江戸城

場内を闊歩する嫡男竹千代。
廊下の曲がり角で書類を見て歩いていた家臣とぶつかる。
倒れた竹千代は起き上がり「わしの前に立つとは何事じゃ!」と言い放ち書類をばら撒く。

福を呼びつけた江。
「そなた、竹千代をどのように育てておるのじゃ?」
「竹千代様は徳川家のお世継ぎにございます。上に立つお方は、あれくらいの強さがないと・・・」
「あれは強さではない!驕りであり、意地の悪さじゃ!」
「見方を変えれば、それもまたお世継ぎには欠かせぬ資質ではありますまいか」

この遣り取りを陰で見ている竹千代。

「竹千代はまだ世継ぎと決まったわけではない」
「はっ?」
「父上様は仰せであった・・・(回想の家康)『世継ぎだが・・・竹千代と定めた訳ではない』・・・兄弟のどちらが継ぐかはまだ分からぬのじゃ」
「そのような・・・」
「とにかく、そちも乳母なら竹千代を誰からも好かれる心広く優しき男に育てよ!」
「御無礼いたします」

いや、あの・・・お江さん・・・あなたも秀吉のことサルって罵倒してたし、秀吉の家臣である三成に対する態度とかね・・・あまり偉そうに言えないと思うのだけど。それに江が敬愛し、秀忠が唯一尊敬しているという信長は「誰からも好かれる」男だったかどうか・・・。

しかし、いつも思うのだけど、世継ぎとかさ、こういう微妙な話を大勢の侍女が側近くにいる場所で話すことかな?子どもが立ち聞きできるような場所だよ(笑)人の口に戸は立てられないからね。家中に世継ぎ問題や対豊臣問題などの不安要素をばら撒いているのは江自身じゃないかと思うよ(笑)

竹千代は二男国松が遊んでいる部屋へ行く。
頭を下げる国松。
「もうすぐ終わります。次は兄上もお入りになられませ」
「わしは今すぐやりたいのじゃ!」
国松の相手をしている小姓を押しのける竹千代。
「兄上・・・」
「何だ、その顔は!」
サイコロを庭に放り投げる竹千代。
困った様子の国松。

しかし、いつの間にか乱暴者になってしまったよね、竹千代。病弱で気が弱かったけど、そのコンプレックスの裏返しなんだろうか。

前回の感想で書きたかったのだけど、秀忠自身、兄を差し置いて将軍となった経緯があるわけだし、長兄を父に殺されたっていう思いもあるわけでしょうに。そういう自分の経験と照らし合わせて竹千代と国松のことを考えるとかの描写があればと思うけどね。せっかく幼い秀忠と兄の秀康を過去において描写してるのだから。でも、将軍の兄として「制外の家」と呼ばれた秀康のことは関ヶ原でちょこっと出したくらいで、秀康が亡くなったことも全く触れないんだからね、このドラマは・・・。
それに秀忠には忠輝っていう争いの種になるような弟もいるわけで、秀忠自身、兄弟関係で悩みもあっただろう。例えば、秀康が江戸へ下向した時、将軍秀忠は自ら品川あたりまで出迎え、自分の駕篭を秀康の下位にまでつけようとしたくらい気を使っていたのだ。忠輝とは、大坂の陣の折、大坂へ向かう道中で家臣同士が揉めたりしてるし。そういうのと重ね合わせれば、より重厚な親子関係や兄弟関係を描けたと思う。せっかく秀康を出しておきながら全く意味がなかったよ。

一方、将軍となって十年になる秀忠。
仕事に励んでいる様子・・・珍しいですね(笑)
重要な案件は全て大御所である家康が決めている事に不満を抱く秀忠であった。

まぁ、その気持ちは分かりますよ。しかし、家康の気持ちも分かりますし。普通、親から見れば子は子ですから・・・。ましてや秀忠の場合、関ヶ原に間に合わなかったという大将としては大失態もありますからね。
それに家康は何と言っても戦国を生き抜いた武将であるし、家康が終生尊敬しつづけた武田信玄が父を追い落とし嫡男を自害させた経験をもつことを考えあわせれば、このドラマのように息子に甘いはずはないよね。実の息子といえども、油断すれば権力を奪われ幽閉される可能性があることは分かりすぎるくらい分かっているはず。

で、仕事を終えた秀忠に江は話しかける。
竹千代のことや豊臣のことなど・・・またもや侍女が二人も側にいるけど・・・。

「オヤジは今年七十三だったかな」
「はい」
「なかなか死なぬのう・・・」
「何と言うことを・・・」
「そうか・・・死なぬなら・・・こちらから動くか」
「えっ?」
「文を書くっ!(きりっ)秀頼様にな」
「秀頼・・・様に・・・」

おいおい、侍女たちが聞いてるのにね・・・こんな重大な事を普通に話し合っていいものかな。
それに、ただ秀頼に手紙を書くっていうことが何か重大な事のようなBGMもやめいっ!

この時期の秀忠が天下泰平の為に動くとしたら、秀頼に文を書くということくらいしか創作できないのも分かるけど・・・なんだかなぁ・・・。もっといろいろ動けばいいのにね。

秀頼に手紙を書くという大仕事(笑)を遂にやり遂げた秀忠。
内容は秀頼を関白にし、将軍として自分が秀頼を支え天下泰平へと導きましょう、というものであった。江に対しても「夫の気持ちに嘘はない」という趣旨の手紙を書くように頼む。

秀忠は家康のことをタヌキとか言ってるくせに、豊臣の事とか家康の寿命の事とか、政治的に微妙な話題を侍女や小姓などがいるのに江と話し合いをしたりするってどうかな?タヌキである家康に内緒で事を運びたかったら、もっと情報管理に気をつけないとね。
だから、秀頼に手紙を書く場面も音楽で盛り上げているけど緊迫感が感じられないんだよね。江と秀忠の場面になるとテンションが下がってしまいますね。

当然、この事は家康の耳に入る。家康としては武家関白としての豊臣と将軍家としての徳川が並び立つなど天下を二つに割るようなもので争いの種になると考えている。なんとしても豊臣を大坂城から出し、京から遠ざけ、一大名として徳川の臣下とさせたいが、そのための大義名分が必要と懐刀の本多正純に告げる。

大坂城

のんびりとくつろいでいる大坂の面々。
「このところ静かにございますね」と初こと常高院。
「徳川のことか?」と姉の淀。
「はい」
「それど、そこは家康の事。裏で何か企んでおるに違いありません!」と大野治長。

いや、そう思うのなら治長も何らかの対策をしてるところを描けばいいのに。例えば、高野山に蟄居してる真田に継ぎをつけている場面とかね。

「治長」秀頼が口を開く。
「はっ」
「そちは良き家臣じゃ」
「ははっ」
「ただ何でも悪い方へと考えすぎじゃ」
「あっ、はぁ・・・」
「そなたは物事の良き面しか見ようとせぬ」と淀。
苦笑する秀頼。
「私と治長、それで釣り合いがとれているやもしれませぬ・・・のう?」と治長に促す。
「恐れ入りましてございまする」と頭を下げる治長。
「こうして平穏なうちは良い・・・されど、この何年かで太閤殿下子飼いの大名が次々と世を去った・・・今ここで何かあったらと思うと・・・」
「姉上も悪い方へ考え過ぎですよ」
「そうじゃな・・・」

そこへ方広寺の大仏開眼供養の用意が整ったことを告げに片桐且元がやってくる。太閤秀吉の十七回忌にもあたり豊臣にとっては大切な供養であった。且元が去った後、治長は疑惑を口にする。秀吉縁の寺社の修復に莫大な金が使われており、これは豊臣の財力を削る目的ではないかということであった。

「それにしきの事で父上がこの城に積み上げられた金銀は減るものではない」
「ははっ」
「それに寺社の修復建造は何よりも大切な事だと思うておる。亡き父太閤殿下は、世を治めるため、多くの血を流してまいった。そうした人々の無念なる思いを弔うもまた豊臣家の大事なる勤めではないか」
「ははっ」と頭を下げる治長。
満足げに見交わす常高院と淀。

うーむ、賢い秀頼ですね。それがどうのような経緯であの最期へとなるのか興味がわいてきます。結末が分かっている歴史物でも、人物設定で面白くなったり詰らなくなったりするんですよね。

駿府城

その方広寺において、新たに鐘が完成したわけですが、その鐘に刻まれた銘文を問題視する本多正純。つまり有名な「国家安康」と「君臣豊楽」の文字ですね。普通に解釈すれば、国家が安らかで、君主と家臣も共に豊かで楽しむって意味でしょうが、徳川方は「家康」という大御所の諱が分断されて不吉であり、豊臣を君主として仰いで結果的に徳川を呪っていると難癖をつけるわけです。

現代の感覚では分かりませんが、諱(いみな)というのは、その人の霊的な人格と深く結びついているものであり、そのため諱は普通は使われず通称とか官位などが使われてました。例えば、秀吉と呼ばず、藤吉郎とか、官位が付けば、羽柴筑前とか関白殿下、太閤殿下とかって言うやつですね。幕末でも、西郷隆盛は吉之助という通称で呼ばれてましたし、坂本龍馬は龍馬ですよね。龍馬の諱は直柔(なおなり)なんですね。坂本直柔って別人みたいですが・・・。

そういう意味で、これは豊臣も油断しましたよね。言い掛かりなんですが、言われれば仰る通りというやつです。

戦も辞さずという淀に対して、秀頼は弁明するべきと主張する。

自分の意見を表明する賢い秀頼ですね。しかし、淀は好戦的になりましたよね。あの戦嫌いの姫はどこへいったんでしょうか(笑)

で、片桐且元が弁明のため駿府へ行くことに。淀は密かに治長に開戦の準備をするように命じる。

江戸城

状況を知った秀忠と江。

「オヤジは何が何でも豊臣を追い詰めるつもりらしい・・・」
「戦に持ち込むおつもりだと?」
「それは分からぬ」
「どうすれば豊臣を救えるのでしょう・・・」
「豊臣が一大名となることに甘んじるか・・・」
「姉上の御気性を考えると、受け入れるとは思えませぬ」
「それか、運が良ければ、オヤジが先に死ぬことだな」
「徳川と豊臣が並び立つという、あなたの思いは?秀頼様へ宛てた文は?」
「届いているはずだが・・・」

今回は、側近が傍にいない中での会話でしたね。あれくらい離れていれば、夫婦の会話も聞こえないでしょうし緊迫した雰囲気が伝わってきましたよ。

でも、この秀忠ってさ、どんだけ家康の死を待っているんだよ!
結局、徳川・豊臣並立制という秀忠の案は家康が死ぬことが条件なのかよ!
まぁ、確かに、そうなれば実現の可能性も出てくるだろうけど、泰平の世を願い、家康のやり方を批判している男が父親である家康の死を願うって違和感ありまくりなんだけどね。
かと言って、積極的に家康排除に動くかと言えば、そうでもないし・・・。中途半端なんだよ。

史実の秀忠は、この慶長十九年の三月に右大臣に付いている。秀頼は慶長十年に右大臣に就任して、慶長十二年に辞任している。秀頼は正二位のままだけど、秀忠はこの時従一位になっているんですよね。官位でも秀頼を追い抜いちゃってしまってるわけ。そして関白は五摂家が順番に占めてるので、秀頼に回ってくる気配がない。これって豊臣を追い詰めてるでしょうにね・・・。

つまり、官位の面からも家康なり秀忠は豊臣家より上を行くことで圧力をかけてると言えると思う。特に秀忠が従一位になったことで豊臣に戦を仕掛けやすくなったと考えられますね。官位の低いものが高位のものに対して謀反だとか言えないだろうしね。

三月にこういう官位をめぐる動きがあって、その上で四月に方広寺の問題となった鐘が完成し、その銘文が問題となり、いろいろすったもんだの末、十月に家康出陣という流れなんですね。
徳川としては準備万端って感じ。家康は和戦両方に対応できるように手順をしっかりと踏んでいますね。

さて、ドラマに戻ると、秀忠は文を出すだけではなく秀頼関白就任に動くとかくらいすればいいのに。手紙だけ出して後は見守るだけって、何だかなぁ・・・。お江さんもよく我慢できるなぁと思いますよ。

駿府

弁明の使者として駿府へ赴いた片桐且元は家康に会えずじまいであった。且元、可哀相です。

大坂城

「且元はまだ戻らぬのか?」と大蔵卿に問いただす淀。
「片桐殿では何とも心もとないと思っておったのです」と大蔵卿。
「私が参る!家康に直談判する!」と苛立つ淀。
「姉上!」と常高院。
「母上が動かれたら、どのような騒ぎが起こるか・・・今はとにかく事を収めねばなりませぬ」と冷静な秀頼。
「そなた、何故そこまで事を収めようとするのじゃ!」と淀。

秀頼は懐から一通の文を取り出す。秀忠の書いた文であった。

秀忠さん、無事着いてましたよ(笑)
秀忠と江の文を読んで、夢を持つことが出来たと語る秀頼。
己一人なら天下を治める自信を持てぬが秀忠の支えがあれば出来ると思えたとのこと。

その様子を見て、常高院は「私が参ります」と告げる。すかさず大蔵卿が「ならば私が」と申し出る。

これって、うーむ、ダチョウ倶楽部のギャグではないか?
「おれが!」「いや、おれが!」「いやいや、おれがやるよ!」「どうぞ、どうぞ!」ってやつ(笑)

まぁ、淀・秀頼・常高院・大蔵卿のメンツでは大蔵卿も言い出さずおれなかったでしょう(笑)
というわけで駿府へ行くこととなった大蔵卿でした。

駿府

家康は大蔵卿をもてなし、何も問題がないことを伝える。一方、且元には直接会わずに、大坂城を退去すること・秀頼か淀を江戸へ送る、という難題を持ち帰らせる。
当然、大蔵卿の報告と且元の報告は全く逆になり、且元の立場は悪くなります。且元は暗殺の危険さえ感じ、大坂城を出ることとなりました。

憎いくらいのやり方ですよね、家康は・・・。
これで戦の前に且元という敵の有力な家臣を離反させることに成功したわけですから。このへん、豊臣は上手い対応はなかったのかと歯痒くなります。

というわけで、家康の条件を飲めるわけもなく戦へと突入していくわけですね。真田幸村も颯爽と登場し、いよいよ大坂冬の陣です。

江と秀忠に希望を託す秀頼。
豊臣の天下のために戦を覚悟する淀。
豊臣と共に天下を治めることを望む秀忠と江。
徳川の天下を目指す家康。

それぞれの思いは???

夏の陣で幸村に攻め込まれ危うくなった家康。それを見た秀忠は思わず家康を救うために兵を出す。危機一髪のところで幸村を退けた秀忠。関ヶ原の汚名を晴らすことにもなる。だが、秀忠の行為が豊臣滅亡へとつながることに。「目の前でオヤジが討たれるのを見過ごすことはできなかった」と江に言い訳する秀忠であった。一方、秀頼は「これ以上戦をしたくない。戦の原因となる豊臣をこの手で消す」という感じで淀に言い聞かせ自害・・・と勝手に想像してみましたが、どうなることやら。
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