三朝四朝又朝朝

思ったことなどを徒然に・・・・・・
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江〜姫たちの戦国〜 第24 感想
 
この日曜は、9時から「JIN」の最終回ということで、お江さんを見て爆睡モードに突入しては一大事。
というわけで、今回の「江」はパスしようかと思っていたのですが・・・。

いや、今回は悪くなかった。と言うより、まあ良かったと言ってもいいくらいだった。
もちろん、今や恒例ともなった「なんでやねん!」とツッコミを入れる場面もあったけど、特に、秀長死去から秀吉と利休の対立の場面など見入ってしまった。

うーむ、折り返し地点とも言える24回。

たまにこういう良い場面があるから油断できませんよね。

 論功行賞

天正18年7月。
北条攻めの論功行賞が小田原城で行われる。
秀次には100万石、家康は関東240万石が与えられた。

しかし、居並ぶ大名の数が少ないこと(笑)
こんだけしかいないのかよ!

で、秀勝、何であんたそこに座ってるんだよ!
どういう経緯で秀吉を許したのか、さっぱり分からなかったよ。
江に「あなたも許せない。私も許せない。同じだよね」などと訳の分からんことを言ってたけど・・・。
前回、ちゃっかり小田原の利休の茶席に座っちゃてるし、今回は論功行賞の席にいてるし。

秀吉と利休との確執を心配する江は、相談するため秀勝を探す。
恒例の廊下でバッタリ。
しかし、この秀勝、廊下にいるか座敷に座っているかの場面しか見たことがない。
あれだけの体格で身体能力抜群なんだから、合戦の場面は無理としても、せめて乗馬の場面くらい作ってあげたらいいのに、と思う。

秀勝にぶつかった江。
嬉しそうな秀勝。
「・・・『死ぬまで茶をたてろ』か・・・」
「大事にいたらぬでしょうか?二人には以前のような親しさがまるでございませぬ」
「そう言えば、兄が申しておりましたが・・・」
「秀次様は、利休様のことを何と?」
「三成のことです・・・」
「三成?」
「『三成は利休様を嫉んでいるのではないか』兄はそう申しておりました」
「嫉む・・・」
「『叔父が大事にするものは全て気に入らぬのでは』と・・・」
「三成は利休様を陥れようとしているのでしょうか?」
「利休様は叔父上にとっては、単なる茶頭を越えた格別なるお方。つながりが易々壊れることはないでしょう」
「されど・・・私は、胸騒ぎがしてなりませぬ」
「それは侮れないな。女の勘は当たりますからね」
「はあ・・・」

どうも、このドラマ、三成を悪者にする気満々ですね。
それも告げ口男という最低の人間として(笑)
今後の予想として、秀次事件も三成の陰謀、関ヶ原も三成の陰謀っていうのが濃厚。
情けない世話係からドラマの悪を一身に背負う運命を負わされた三成。
哀れ・・・。

急に話を変える秀勝。
「でも、叔父上と利休様のことを話すために、私を?」
戸惑いを隠す江。
「ご心配のご様子でしたので・・・お伝えしたほうが良いかと・・・」
「あは・・・なんだ、私に会いたかったからではないのか・・・」
「えっ!?(ぱぎゃ)」
「そのあたり、女の勘ではどうなのですか?」
「はぁ?」の返事と共に、春が訪れ蝶々が舞っているかのような音楽が流れる。
「私と江殿との、これから、です」
「これ、から・・・(ぎゃぼー)」
「もっと、近づくことができるのでしょうか?」
「ちか、づく・・・(はうぅ・・・)」
見つめあう二人。

このあたりの江の会話、バカじゃないのか。
フワフワとした音楽の効果もあるのか、まさに"のだめ"。
ちなみに、()内の言葉は、のだめが言いそうな言葉。
違和感なし!

「殿、出立の用意が整いましてございます」
「分かった、すぐ行く・・・これより甲斐の国に向かいます。戦の褒美として甲斐一国を賜ったのです」
「それは、おめでとう存じます」
「それでは、またいずれ」
「はい・・・いずれ、また・・・」
去っていく秀勝を見送る江。

おーい、ちょっと待った!
「勝っても負けても戦は嫌じゃ」と前回申しておったであろう!
その舌の根も乾かぬうちに、何を言うとるのだ!
「それは、おめでとう存じます。でも、その影で泣いている人も大勢いると思います。それをお忘れなく」くらい言ってみろ!
秀勝に嫌われると思うけどね。
今まで同じようなツッコミをしてきたけど、これからもあるんだろうな・・・。

で・・・まだ続けるのか、その浮ついたBGM!やめーっ!

振り返った江の目に欠伸をする秀忠が・・・。
相変わらずの皮肉屋っぽい秀忠。
「私は、これから江戸へ参ります」
「江戸?」
「今度こそ、もうお会いすることもないでしょう」
「こっちも、今度こそ望むところです」
このパターン、もういいよ。
どうせ会うこと分かってるしね。



京、聚楽第に戻った一同。

大物芸人コンビ「Wマンドコロン」に挨拶する秀吉。
しかし、この大物二人、秀吉の天下統一の話を聞いても何の反応もなし。
大政所は別にしても北政所くらいは、労いの言葉くらいかけてあげればいいのにね。
豊臣家にとってめでたいことだろうに。

たけしやさんまの前では、さすがの紳助もその舌鋒が鈍ると同様、居心地の悪くなった秀吉は、そそくさと鶴松の元へ。

しかし、お茶々様、落ち着いた雰囲気でなかなかいいですね。
そこへ江。
徳川の江戸行きに文句をつける江。

ふーっ、所領取り上げって、あなた、その代わり、関東240万石だよ。文句ないでしょ。
前田や秀次も100万石程度だし、徳川はずば抜けてる。豊臣家でさえ直轄領は200万石くらいなんだしね。
それに、徳川のことで文句言うなら、この時の論功行賞で不平を言った織田信雄は所領没収され流罪となってるんだけどね。
「織田家、織田家」と言ってた江なら、まず、そっちについて激怒してもいいくらい。
忘れてたのかな・・・制作スタッフ・・・。

で、その話の結論もないのに、利休のことに話を変える江。
どうなってんのよ!家康はもういいのか?

天下統一を果たした秀吉は、中国大陸進出へ。
そのための先駆けとすべく朝鮮からの使節団を招く。
何故か、その席にいる江(笑)

花入

使節団との会見において態度が悪いと一同から袋叩きの秀吉(笑)
秀次や黒田官兵衛・・・ちゃんと秀吉に苦言を呈してる。エライ!
会見で自分を日輪の子と喩えたことを批判する江。

信長が神と喩えたこと=天下泰平のため身を捧げる覚悟=えらい!
秀吉が日輪の子と喩えたこと=己れの欲のため好き放題=ひどい!

何だか江の論法滅茶苦茶じゃん(笑)
信長政権末期の状況を見ると、身内は安土を中心とした近辺に配置し、秀吉など信長のために汗水流した功臣は遠くへという意図が見える。
信長も織田家のこと中心に考えてたと思うよ。

部屋の隅に置かれた花入を見た秀吉。
「つまらん!」とそれを放り投げた。

この花入、利休が小田原で作った竹一重切花入だよね。
小田原での茶席でちょうどいい花入がなかったとき、そこらへんに生えていた竹を切って花入としたというやつ。
高価な青磁器の花入を使うことが常識だったが、それを打ち破った利休の心の象徴といったところでしょうかね。

それを無造作に投げた秀吉。
緊張する一同。
緊迫の場面でした。

そこへ入ってきた古田織部。大名だけど利休の弟子でもある数奇者。
一瞬「さらばーすーばーるよー」と歌い上げるかと思ったよ。

その古田、転がっている花入をみて大げさに驚く。
「私の後は、この古田を茶頭へ」と言う利休。
結局、この古田も後の大阪の陣の際、豊臣への内通を疑われ切腹するんだよね。
権力者に近い者は、それなりに危険も多いということでしょうかね。

豊臣家の悲劇

天正19年。

まず鶴松が病に伏す。
そこへ、秀長危篤の一報。

秀長・・・。
秀吉を陰から支えつづけ、諸大名からの信頼も篤かった秀長。
このドラマでは、初期の頃は秀吉・官兵衛と共にコントをやらされた秀長。
その後は、ほとんど出番がなかった秀長。
ブームが去った後見向きもされない芸人扱いに耐えた秀長。

「苦言を呈するものを大切に、鶴松の病は私がもっていく」そう言い残し逝ってしまったのであった。

このドラマ、扱いが急に変わるからビックリするよ。
石田三成→陰謀家。
黒田官兵衛→名軍師。
豊臣秀長→名君。

最初からもっと丁寧に描いていれば、この場面ももっと活きてきたはずだよ。

物事に動じない大物コンビ「Wマンドコロン」もさすがに深い悲しみにうち震えるのであった・・・。

豊臣家の悲劇の始まり・・・。

「利休様のことで、三成が殿下にあれこれ申しておるそうじゃが」と江に尋ねる茶々。
「ご存知だったのですか?」
「私は殿下の妻ぞ」
「このままでは、よからぬことが起こるのではと・・・」
「三成に何か言われて動く殿下ではない。これは誰にも分からぬ、お二人の間のことじゃ・・・殿下と利休様だけのな」

茶々と江の会話を聞いてたかのように動く三成(笑)
実は茶々が三成を陰で操ってたりして。
その方が話はおもしろくなるとおもうけどなぁ・・・。

秀吉に利休の罪をあげまくる三成。
それを止める秀次。
考え込む秀吉。

深夜。
利休の茶室を訪れる秀吉。

放り投げた竹の花入を見た秀吉。
「なぜ捨てぬ?ヒビが入ったものを飾るとは、わしへの当てつけか」
「そのヒビがええんです」

美意識の対立。

ヒビを当てつけと解釈する秀吉。
ヒビがあるからこそ良とする利休。
二人の関係の距離感に対する見方の違いと言ってもいいかもしれません。

「わからん・・・」
「そうですやろな」
肩越しに利休を見る秀吉。
「そなた、今でもわしの茶頭をやめたいか・・・どうしても、わしの元を去るか」
座り直した秀吉。
「わしにとって、そなたは格別な人間じゃ。わしには分からぬことを分かる。わしからすれば、仰ぎ見るしかない相手よ。じゃからこそ、そなたをそばに置きたいのじゃ。わしのそばにおってくれ、利休。わしのそば近くにおって、言いたいことを言ってはくれぬか。なあ利休、この通りじゃ」
両手をついて頭を下げる秀吉。
「私が殿下の茶頭になったんは、あなた様がおもしろいお方やったからや。でも、今はちょっともおもしろあらしまへん」
「な・・・なんじゃと・・・」
「お子が出来て、可愛いて、朝鮮のお人まで呼びつけて、日輪の子とは片腹痛うてたまりまへんわ」
「そなた・・・」
「言いたいことを言えと仰せでは?・・・ふふっ、されど、あなた様が何をされようと、そんなんどうでもよろしい。私にとって大事なんは好き(数奇)か好き(数奇)とちがうんか。つまりは、私は私の好き(数奇)なお人のためだけにお茶をたてたいだけですな・・・私はあなた様のために茶をたてるんが嫌になりましたんや」
秀吉の目から涙が溢れでる。
黒い茶碗を見た秀吉は立ち上がり利休に近づく。
腰を屈め、顔を近づけた秀吉。
「ならば、望み通りにしてやろう・・・そなたに切腹を申しつける。切腹じゃ」

うーむ、いい場面でした。
秀吉と利休。
茶々が言うように、二人の間でしか分からぬ何かがあったのでしょうね。

天下を統一するまでの英気溌剌とした秀吉。
統一後、何だか信長のモノマネとなったかのような秀吉。
利休にとっては、そういうところも我慢できなくなったところかもしれませんね。

しかし、対立がここまできた以上、穏便におわるわけにはいきません。
秀吉は武家関白という最高権力者です。
秀吉は利休に死を与えるしかありません。
利休もわかっていたでしょうね。
黒い茶碗といい、竹の花入といい、今回、小道具の扱いも良かったですね。


これで終われば良かったけど、主役を出さないわけにはいきませんからね。
江に切り替わった途端、急に画面が軽くなったような気がしました。

「切腹じゃと・・・そのようなことさせるものか。私がとめる!とめてみせる!」と江。
はいはい、分かってますって(笑)

今回は後半良かったです。
この調子で次回もと思ったんですが・・・次回のサブタイトル「愛の嵐」・・・どうなることやら・・・。
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