三朝四朝又朝朝

思ったことなどを徒然に・・・・・・
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日曜劇場 「JIN -仁- 完結編」 第9話 感想
JUGEMテーマ:JIN -仁-
 
第9話の感想です。

 京へ

一ヶ月後に龍馬が暗殺されることを咲に伝えようとした仁を襲う激しい頭痛。
「おまんは、わしじゃ・・・」
「きっと、また、いつか会えるから・・・」
痛みに耐える仁の脳裏に浮かぶ様々な言葉や風景。

仁の言葉から龍馬暗殺を察した咲。
二人は暗殺を阻止すべく上京の準備をする。
念のため佐分利医師も連れていくことに。
勝海舟に通行手形を依頼した仁は海舟から「あいつの事頼む」と言われる。
野風から「もし、坂本様に会えたら」と手紙を託された咲。
「歴史は変わらないわけじゃない」の思いも新たに旅立つ。
その姿を見送る三隅俊斉の怪しい影・・・。

橘恭太郎は、上司の言葉に耳を疑った。
「京へ上り、坂本を始末せよ」
「はっ!?」
助太刀兼監視として恭太郎には二人の旗本を付けられてしまう。
母の栄と妹の咲の身の危険を匂わされた恭太郎はその命に従うことに・・・。

うーむ、恭太郎に直接暗殺指令が下されるとは・・・。
これは意表をつかれました。
「残酷で優しい未来」の「残酷な未来」とはこのことだったのでしょうか?この展開は悲劇ですね。今までの仁を中心として龍馬や咲や栄を交えた交流を考えると・・・。
「三河以来の旗本」である橘家。その跡継ぎである恭太郎には上司の命を拒否することも出来ないでしょう。
そして、何か企んでいそうな三隅も気になりますね。三隅は龍馬暗殺に関わってくるのか?それとも仁本人に何かを仕掛けてくるのか?

旅の途中、偶然を装い仁一行に会う恭太郎。
咲を連れ出し「橘の家に戻ることを考えてくれぬか?先生さえ良いと言うなら、共に戻ってはくれぬか?」と問いかける。
「何故、急にそんなことを?」
「・・・あの頃は楽しかったと思うてな。お前がいて、南方先生がいて、勝先生や緒方先生、坂本殿・・・様々な方が橘の家を訪れてくれて・・・この頃は時を巻き戻せぬものかと、よく思う・・・」
翌朝、旅立つ仁に「咲をよろしくお願いします。末永く、よろしくお願いします」と言った恭太郎の笑顔が悲しい。



龍馬は新政府の人事構想を練っていた。
新政府の中心人物の名前は「◯◯◯」と敢えて伏字に・・・。
その案を薩摩藩邸に持ち込み、西郷と大久保に見せる。
「この◯◯◯ちぃ、記されたお方はどなたでごわすか?」と龍馬に尋ねる西郷。
「こん◯◯◯は、慶喜公を入れろちゅいうことかちぃ、聞いとっとじゃ!」と怒鳴る大久保。
その大久保の言葉で今始めて気づいたかのように受ける龍馬。
「おう!そりゃぁええっ!さっすが大久保さんじゃぁ!」

前回、西郷にカマをかけられ本音を喋らされた龍馬。今回は、一本取り返しましたね。
このへんのやり取りは、現実にあったかのように思えてしまいます。
龍馬、西郷、大久保の演技、なかなかのものですね。

「ほたら、後は任せたぜよ」
「待ちやんせ」
「?」
「坂本さぁの名が無かようごわんど?」
「わしゃ、そろそろこういうことから身ぃを引こうと思うちょるがじゃ」
「やめて、何をされるおつもりで?」
「世界の海援隊でもやろうかの」

やっぱり、この言葉がないとね(笑)
龍馬物では無くてはならない台詞です。
しかし、このJINの龍馬は照れ隠しで、次のような台詞が続きます。
「西 郷さん、海の向こうにゃ見たこともないようなおなごが山のようにおるそうじゃ。金の髪、赤い髪、黒い髪、青い目、鳶色の目、灰色の目、雪のように白いおな ごもおれば、艶やかな褐色のおなごもおるそうじゃ!その声を聞いてみたいとは思わんかえ、抱きあいたいとは思わんかえ」
懐から紙を取り出し筆をすすめ
「これからは、海の向こうのおなごと縁を結ぶと書いて・・・海縁隊じゃっ!」
あっけにとられる西郷。
微笑ましく思う護衛の東修介・・・あれれ、東の表情が柔らかですね・・・。

龍馬が去った後、「もう、あん男に踊らさっりっどはこりごりじゃ!」と、立ち上がる大久保。
「ならん!」と引き止める西郷。
「一蔵どん、そいはならん!」
振り返った大久保。
「厠へ行くだけでごわす・・・吉之助さぁ」

恭太郎に続いて、薩摩の大久保が龍馬の命を狙う感じですね。

それに比べ、東修介の龍馬に対する態度が変わりましたね。
「本当にいいんですか?新政府に入らなくて・・・」
「わ しゃぁ、もともとええ加減でのう。尊皇やら攘夷やら、はやりもんに飛びついたようなところがあったがじゃ。けんど、そん中で山のような師に出会うた。土佐 の仲間や、久坂や、蛤御門の長州兵、長州に撃たれた幕府兵・・・身ぃを守るためとは言え、この手で殺めてしもうた役人や、長州藩士もおった・・・そいつら が、もう一遍生まれてきたいと思う国にするがか、生き残ったもんの役割じゃち、今日まで走ってきたがやけんど、小便もゆっくりできんような暮らしは、もう こりごりぜよ。ええ加減すぎるかぇ?」

「この手で殺めてしもうた役人や、長州藩士もおった」・・・どうやら、東修介の兄は、龍馬にやられた感じですね。そう言えば、前シリーズで龍馬の心情を疑った久坂が暗殺団を組み、龍馬を襲ったことがありました。あの中に東の兄がいたのかもしれません。
兄 の仇討ちを誓った東。しかし、奇妙な縁で、その仇を護衛することを藩から命じられ、葛藤の日々を送っていたのでしょう。そして、龍馬と共に行動するうち に、龍馬の言動に共感を覚え、龍馬を許す気持ちになっていったのかもしれません。前回に呟いた「もういいですよね、兄上」という言葉は、「もう仇討ちはい いですよね」とか「もう龍馬を許してあげてもいいですよね」という意味だったのでしょう。
東は答えます。
「いえ、坂本さんらしいかと・・・」
「おまんは、この後、どうするがぜ?」
「ずっと坂本さんの護衛をします」
「えっ!?・・・けんど、やり残したことがひとつあるちぃ言うとった。それはかまわんがかえ?」
「私の兄は志士で、やはり、志半ばで倒れました。兄の代わりに果たしたいことがひとつあったのですが、坂本さんの大政奉還の建白を読んだとき、もうよいのではないかと思ったのです。『この国にもう一度生まれてきたい』兄は今、きっとそう思っています」
「よしっ、東っ!おまんも世界中のおなごと"あばんちゅーる"ぜよっ!」
笑顔で答える東。
その東の笑顔を見た龍馬は呟く。
「そんな顔しちょったがかえ・・・おまんは・・・」

いいシーンでした。謎だった東の想いが明らかとなりましたね。

京の伏見に着いた仁一行は龍馬が常宿にしている「寺田屋」へ入る。女将のお登勢に龍馬の居所を尋ねるが分からないまま。
龍馬の居場所を探す日々が続くが、掴めぬまま時は過ぎる・・・。

一方、江戸では、三隅の策略で仁友堂に取り締まりの手が入る・・・。

11月15日

結局、龍馬の居所を掴めぬまま15日も暮れようとしていた。
焦る仁の背中に声をかける者がいた。
「南方先生ではございませぬか」
「東さん・・・東さん、龍馬さんが今どこにいるか知りませんか?お願いです。知ってたら会わせてほしいんです」
「先生と言えど、今は・・・」
「お願いします!もう時間がないんです。どうしても伝えたいことがあるんです」
仁の様子にただならぬ気配を感じた東は、離れて後を付いてくるようにと言った。

東修介、龍馬の護衛の任務を務めていますね。しかし、仁と咲の背後には恭太郎の影が・・・。
ああっ・・・仁の行動は、裏を返せば龍馬暗殺のきっかけを作ってしまうことにもなっているわけで、このへん皮肉な結果となっており、見ていて何とももどかしいです。

「すでに見廻組には、極秘に暗殺の命が下っておると聞く。おいたちは燃えちょう火に油を一滴落とすだけじゃ・・・」
薩摩の大久保も龍馬暗殺に向けての陰謀を仕掛けようとしている様子。
どうやら大久保は龍馬の居所を探している見廻組に龍馬の潜伏先である近江屋の存在を知らせようと企んでいる模様。

京都見廻組、恭太郎一派、薩摩の大久保・・・龍馬暗殺の役者が揃った・・・。

近江屋

ようやく龍馬に会えた仁。
仁は、今すぐ京を出ることを強く勧める。
そこに「龍馬ーっ!」と大声を発しながら現れた人物がいた。
中岡慎太郎である。

しかし、騒々しい中岡であった。龍馬がここにいることが知られちゃうよなぁ(笑)これはちょっといただけなかったよ・・・。
でも、これで龍馬暗殺をめぐる登場人物は揃ったわけで・・・。

夜半、近江屋を尋ねる数名の武士。
「十津川郷士の者ですが、坂本殿にご面会を願いたい」
「坂本はんは、おいでになりまへんが」
一気に二階へ飛び込むが、そこには誰もいなかった。

京都見廻組、暗殺失敗。

寺田屋

伏見の寺田屋の二階。
軍鶏(しゃも)鍋を囲む龍馬、中岡、仁、咲、佐分利そして東。

席を立って帰ろうとする中岡に龍馬は鍋を勧めるが、仁は「ありがとうございました」と強引に言って、中岡を帰らす。

龍馬と中岡が同時に襲われた史実を考えれば、ここは別行動をとって危険性を減らせると仁は考えたのかもしれませんね。

夜道を歩く中岡の耳にささやき声が届く。
「坂本は?」
「取り逃がしたごつわっど」
踵を返す中岡の前に覆面の武士たちが立ちふさがる。
中岡慎太郎、斬られる・・・。

「歴史の修正力」は、まず中岡に働いたようですね。

胸騒ぎを感じた東は、酔ってご機嫌な龍馬と佐分利を横目に表を見回りにいき、寺田屋の周囲をうろつく不審な影を見る。

「もうすぐ九つ(深夜0時)かと・・・」という咲の言葉に
「零時か・・・早く終われ・・・」と祈る思いの仁。

倒れたままの中岡、暗闇に佇む恭太郎、焦燥感に苛まれる仁と咲。
それぞれの思いを乗せて、九つを告げる鐘の音が響く・・・。
仁と咲は顔を見合わせ、安心する。
歴史は変えられた・・・のか?。

龍馬暗殺

「そこで何をしておられる?」
「いや・・・ここの宿に親しい者が泊まっておってな・・・」
「では、何故お入りになられぬ?もう一時もそうしておられるようだ」
刃を抜く音が響いた。
「やはり・・・」
白刃を交える東と恭太郎。

二人きりになった仁と龍馬。
「先生、わしは昨日殺されるはずやったがかえ?そして、先生は京くんだりまで、わざわざ、わしを守りにきてくれたがかえ?」
「だって、約束したじゃないですか」
「約束?」
「あっ覚えてないなら、別に・・・」
「まっこと、先生は・・・。ところで先生、わしはそろそろおらんなってもええかえ」
「えっ!?」

「もうこのへんで国にかかわるがは、やめてもええかえ」
「なんで私にそんなことを」
「先生は、わしの道しるべ、やったきにゃぁ」
龍馬は仁と出会ってからのことを思い出しながら語っていく。
「先生は わしにとって、夜の海に光る 道しるべじゃ。わしゃ、ただそこを目指して進んじょっただけのような気がするぜよ・・・けんど、もう、こんなもんを持ち歩く暮らしはこりごりじゃし、他にやりたいこともあるし」
と懐から取り出したピストルを畳に置く。

その龍馬の言葉が、何故か別れの言葉のように聞こえた仁。
龍馬の声に導かれてここへ来たと伝えようとしたときに激しい頭痛が仁を襲う。

「歴史の修正力」が発動されたのか???

「坂本さんを切ろうと、時の流れはもどらぬ!徳川の時代は終わったのだ。何故かような無駄なことをするっ!」
「私には、もう、これしかないのだ・・・」
そこへ恭太郎の同僚二人も駆けつける。

咲を呼びに下へ降りた龍馬。

響く怒鳴り声。

「ほたえなっ!」
龍馬の目には、数人と斬りあいをする東の姿が映る。

「なにをしちょるがじゃ!」
「こないで下さい、坂本さん!」

懐を探る龍馬。が、そこには何もない・・・。
龍馬に刀を突きつけるのは恭太郎。
「恭殿・・・」
「兄上・・・」

「咲さんと栄さんを人質に取られたがかえ・・・」
「黙れ・・・」
「早ようせー橘ーっ!」
「わしを切ったら・・・死ぬつもりかえ・・・まっこと、それより他に道はないがかえっ!」
「恭太郎さんっ、やめろーっ!」
「恭殿ーっ!」
「ごめーんっ!」

座り込む咲。
頭を押さえながら、止めようと叫ぶ仁。
刀を振り上げた恭太郎。
飛び込んだ東が払いのける。
別の者が龍馬に切りかかる。
万感の思いを込め、目を瞑った東は振り向きざま刀を振るう。
その切っ先が龍馬の額を切り裂いた・・・。

うーむ、こうなるとは・・・。
話の展開としては、ほとんど進まなかった今回でしたが、いやー最後まで目が離せなかったかったですね。
仁が龍馬に近づくほど、暗殺を狙う者たちの輪も縮まっていくって感じで見ごたえがありました。

しかし、東修介の最後の行動はどういう意味があるのか・・・。
橘という名前や龍馬と恭太郎のやりとり、仁と咲の様子などから、恭太郎に刃を振るわせてはいけないとでも考えた結果なのでしょうか。
どうせ斬られるなら、兄の仇として自分が斬るのが最も相応しいとでも考えたのだろうか。

「残酷で優しい未来」・・・龍馬を殺めることから免れた恭太郎にとっては「優しい結果」とりましたが、龍馬と共に歩くことを誓った東修介にとっては「残酷な結果」となった感じですね。

「歴史の修正力」は、龍馬と中岡の立場を入れ替えたとも言えるでしょうね。史実では15日に亡くなったのが龍馬。その二日後に亡くなったのが中岡でしたが、ドラマでは、中岡が先にやられ、龍馬は日が変わり斬られました。この後、仁の治療で助かるのか駄目なのか・・・。

恭太郎はどうなるのか?東は?仁友堂は?仁と咲は?包帯男と腫瘍の謎は?

次回、最終章前編、さらに盛り上がりそう・・・。
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