三朝四朝又朝朝

思ったことなどを徒然に・・・・・・
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日曜劇場 「JIN -仁- 完結編」 第4話 感想
JUGEMテーマ:JIN -仁-
 
手紙

薩摩に行った龍馬から手紙が・・・。
そこには、西郷が仁から手術を受けたと西郷本人から聞いたことや、薩摩と長州を結びつけるため同郷の中岡慎太郎と奔走、そして亀山社中の設立などが書かれていた。
まさに歴史の風雲に舞い上がる龍のような活躍を見せはじめる龍馬。
ここからの龍馬は、武市半平太が「肝胆元雄大、奇機自湧出、飛潜有誰識、偏不恥龍名」と評した通りですね。
返事を書く仁は、血液型判別のための遠心分離器製作やペニシリンの粉末化に悪戦苦闘していることなどを書きしたためるが、咲のことを書こうとして、ふと手がとまる。

まぁ、仕方ないですね。思い切って告白したのにふられちゃったですからね・・・。
しかし、仁先生、筆遣いが上手くなりましたね。
江戸で暮らした歳月を感じます。

血筋

和宮毒殺未遂事件がきっかけとなり、本道(漢方)の医学館の総帥である多紀さんとの絆も深まった仁先生。
その多紀さんから徳川一門である川越松平家の奥方である恵姫を診て欲しいとの依頼をうけることに・・・。
恵姫は、首筋に大きな瘤があり、そのため養子であり夫である現藩主との仲も上手くいかず、夫は側室との間に子どもをもうける状況に苦しんでいました。
これでは先祖からの直系の血が恵姫で途絶えることになる・・・。
川越藩の内情に仁は自分を振り返ってみる。
自分にも確実にご先祖様はこの時代にいるはずと。

仁から4代前の時代だとすると、少なくとも16人の先祖がいるということになるしね。
つまり、仁の遺伝子は4代前には16人が分散して持っていることになる。
16人というと少ないようだけど、人間関係を考えれば、単純に16人だけっていうわけにもいかなくなる。
例えば、死ぬ運命にあったAさんを仁が助けるとする。
そのAさんは助かったので、誰かと結婚する。
その結婚相手が仁の祖先である16人のうちの一人だとすれば・・・。
この時代で仁が医療行為を行うことは、自らの存在を危うくする可能性があるということ。
仁の医療行為は、一種のロシアンルーレット状態とも言えるわけで、これはきついですよね。

考えてみれば、仁がこの江戸時代に存在しているだけで、すでに周りの人間たちに影響を与えている。
具体的には、咲だよね。
本来なら、あの見合い相手と結婚しているかもしれないのにね。
あっ、その前に兄の恭太郎の命を助けてるからね。
本来なら、恭太郎は死ぬ運命にあって、橘家はお家断絶だったかもしれない。

川越への出張治療には助手として咲が同行することになりましたが、その際、夫婦でもない男女が二人で旅をすることが問題となりました。
「先生方はペニシリンの粉末化がございますし、佐分利先生や福田先生は患者を診ていただかなくてはなりません。私しかおらぬではありませんか」と早口で捲し立てた咲。
部屋に戻ってから「言えました・・・」と胸を押さえながら言う仕草は可愛かった。
そんなこんなで宿に着いた仁と咲。
部屋はひとつしか空いてなく、止むなく同じ部屋で寝ることに。
部屋の中央を屏風で仕切られたなかで話す二人でしたが、近くて遠いって感じでしたね。

さて、手術ですが、恵姫は貧血ぎみなので、もしかしたら輸血が必要となるかもという診断。
今でこそ、輸血とかって普通ですが、当時は他人の血を体に入れるなど考えられなかったことでしょうね。
恵姫の要望で集められた一族衆も「けがわらしい」などと拒否。
そこに恵姫が現われ、手術が成功すれば殿とやり直し、子をもうけるつもり、という感じで切々と訴えます。
その言葉に、一族を代表する長老各のおばば様が「奥方様、子をもうけるは、おなごの戦。どうか、助太刀させて下さいませ」と応えます。
おばば様の言葉につられ、一族の女たちが立ち上がり、そして、男たちも(笑)

こういう時の度胸って、やはり、女性の方がありますね。
男はだらしない・・・。

この時の恵姫やおばば様のやりとりは良かったです。
聡明ななかにも、女性としての悲しさや想いなどが込められていました。
手術後の恵姫が咲へ話しかけたときの様子は身分を越え理解しあえた女同士って感じでした。
「咲殿。意地を張るとろくなことはない・・・のう?」
恵姫を演じた女優さん(緒川たまき)、なかなかお見事でした。

薩長同盟

今回の圧巻は何と言ってもこれでした。
龍馬物では一つのクライマックスとなる薩長同盟。
散々に叩かれ、追い詰められている長州。
彼らを追い詰めている勢力側にいる薩摩。
長州としては、そんな薩摩に膝を屈し、助けを請うことは武士の意地からも出来ることではなかった。
長州を追い詰めているが、ここで長州を潰してしまえば幕府の権力が巨大化することを恐れる薩摩。
余裕のある薩摩からすれば、助けを請う側が同盟の話を切り出すべきという見下した態度をとる。
そんな状況を知った龍馬は怒り爆発!
土佐の脱藩浪士たちはどうであったか。
属する藩から弾圧され、日本各地で屍をさらしていった土佐脱藩浪士たち・・・。
そこには藩のためなどという意地はなかったはず。

「長州が哀れじゃと思わんがかえっ!」
龍馬は西郷に怒鳴りました。
「腹を見せんがかえっ、西郷っ!」
この台詞しびれました。
腹を見せろ(本心を見せろ)と仁から受けた手術痕を見せろという二つの意味が込められていたんですね。

西郷の腹をあらわにする龍馬。
殺気立つ薩摩武士たち。
それを止める西郷。
龍馬は吼えます。

「この腹には南方仁に助けられた傷があるろ。腹を切る手術に皆が反対し、おんしはいっぺんは『手術はいらん』ちゅうて撥ねつけんとならんかった。そうじゃろ?・・・その時、南方仁は何をした?おう!お願いだから、おまんを助けさせてくれち土下座をしたがじゃろ!ほうじゃき、『皆の前で、その手にすがることができた』ち、そう言うたやないがやないか。そのおぬしがどうして長州の気持ちを汲んでやれんがかっ!」

うーむ、お見事すぎて何も言うことがございません。

薩長同盟のため京へ潜入する龍馬の護衛としては、有名なのは三吉慎蔵ですが、このドラマでは、もう一人、東修介も護衛に付きましたね。
龍馬や仁によって助けられた東ですが、どうやら龍馬の商人的な発想に嫌悪感を抱いている様子。
西郷に訴える龍馬の姿を見て、どう変わるのか、これからどう絡んでくるのか、楽しみです。

血筋の乱れ?

川越の宿に戻った仁と咲の前に、怪我をした宿屋の娘お初が運ばれてきます。
到着時に折り紙や紙飛行機を作ってあげたりして交流があったお初。
仁に折ってもらった紙飛行機を追いかけて崖から転落し、腹に木の枝が刺さってしまいました。
緊急手術をして助けようとする仁。
しかし、手術中、頭痛が襲い、仁の体が次第に透明になって消えていきます。

お初の命を助けることは、仁の存在を消してしまうことにつながるのか・・・。
お初は仁の先祖と深い係わり合いがあるのかもしれませんね。

仁はどうなるのか?お初は助かるのか?捕り方に囲まれ襲われる龍馬たちは?

来週が待ち遠しいですね。
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